
パナソニック炊飯器の最新フラッグシップモデル「SR-X910E」と、先代モデル「SR-X910D」の違いを比較しました。
炊飯器の最上級モデルに新型が出ると、旧型と何が変わったのか、どっちを選んだほうがいいのか気になりますよね。
そこで、2026年型SR-X910Eと2025年型SR-X910Dの違いを調べたところ、次のことがわかりました。
SR-X910EとSR-X910Dの主な違い(SR-X910Eの進化ポイント)
SR-X910Eでは、炊飯技術「Wおどり炊き」の加熱制御が見直されました。
これにより、収穫から1年以上が経ったいわゆる「古米」でも、粒のハリやみずみずしさを引き出せるようになっています。
また、凹凸の少ないステンレス製フレームが本体に採用され、サッと拭くだけできれいさを保てるようになりました。
ザックリいうと、SR-X910Eは「古米の炊きあがり」と「お手入れのしやすさ」が進化したわけですね。
以上の2点が主な進化ポイントで、SR-X910Eは特徴の多くをSR-X910Dから引き継いでいます。
続いて、新旧モデルの実売価格の違いもチェックしておきましょう。
X9EとX9Dの実売価格
※2026年9月時点の相場価格。実売価格は変動する場合があります。
旧型になったSR-X910Dは、現行型SR-X910Eより2万円以上安く販売されています。
型落ちモデルは在庫処分のため値下がりすることが一般的。
とはいえ、ちょっとした家電1つぶんほどの価格差はインパクトがありますよね。
…と、調査結果をざっとご紹介したところで、新・旧フラッグシップ炊飯器がおすすめな方もお伝えしておきましょう。
新型SR-X910Eはこんな人におすすめ
旧型SR-X910Dはこんな人におすすめ
新型の進化点に約2万円の価値を感じられるかどうかが、新旧モデル選択のポイントといえます。
なお、SR-X910Dは在庫限りの製品なので、気になる方は早めにチェックしたほうがよいでしょう。
この後の本文では、SR-X910EとSR-X910Dの違いをより詳しく解説します。
新・旧モデルに共通の魅力もお伝えしますので、炊飯器選びのご参考にしてみてください♪
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SR-X910EとSR-X910Dの違いを比較
新型SR-X910Eと旧型SR-X910Dの主な違いは、「Wおどり炊きの進化」と「本体フレームの変更」の2点。
このほかにも、新旧モデルには細かな仕様の違いがあります。
新型はどのように進化して、どういった仕様変更がされたのか、順番に見ていきましょう。
「Wおどり炊き」の進化
SR-X910Eでは、パナソニック独自の炊飯技術「Wおどり炊き」が進化しました。
Wおどり炊きとは、「急減圧バルブ」による爆発的な沸騰と「高速交互対流IH」が起こす対流によって、一粒一粒のお米にムラなく熱を伝える炊き技です。
SR-X910Eの進化ポイントは、「高速交互対流IH」の制御技術の改良によって、内側に向かう対流が強化されたこと。
これにより、炊き上げ工程でお米が「糊化」する温度帯まで、短時間で一気に加熱できるようになりました。
…で、それの何がいいのかというと、精米から日数が経って乾燥した古米でも、ハリやみずみずしさ、ふっくら感を引き出して炊けるようになったんですね。
つまりSR-X910Eは、「まとめ買いした古米」や「備蓄していたお米」でも、新米に近い炊きあがりを楽しめるようになった、というわけです。
古米をよく買うご家庭や、まとめ買いでお米をストックするご家庭にとっては、うれしい進化ですよね♪
お手入れしやすい新フレーム
SR-X910Eでは、本体のフチ部分に「ステンレスクリアフレーム」が新採用されました。
この新フレームの利点は、凹凸の少ない形状になっていること。
フチ部分がフラットだと汚れが溜まりにくいですし、お手入れもサッと拭くだけで済みます。
こうした改良は、日々のちょっとしたストレスを減らすものといえそうですね。
ちなみに、ステンレスクリアフレームは質感が高く、フタを開けるたびに高級さを感じさせてくれますよ。
その他の違い
SR-X910Eの本体は、SR-X910Dから細かく仕様変更されています。
実用にはほぼ影響しない変更点ですが、簡単に見ておきましょう。
本体重量の違い
| 本体寸法と重量 | ||
|---|---|---|
| SR-X910E(SR-X918E) | SR-X910E(SR-X918E) | |
| 本体寸法|cm | ・幅=28.6(29.2) ・奥行=30.0(32.7) ・高さ=22.9(25.8) ・ふたを開けたときの高さ=44.5(50.0) | ・幅=28.6(29.2) ・奥行=30.0(32.7) ・高さ=22.9(25.8) ・ふたを開けたときの高さ=44.5(50.0) |
| 本体重量|kg | 7.1(8.1) | 6.8(7.8) |
SR-X910EとSR-X910Dの本体サイズは共通していますが、重量はSR-X910Eのほうが300g重くなっています。
この点から、SR-X910Eはちょっと持ち運びしにくくなった、といえるかもしれません。
…とはいえ、炊飯器って設置したらあまり動かさないですよね。
ですので、新旧モデルの重量差を気にする機会はほぼないでしょう。
消費電力の違い
| 消費電力量 | ||
|---|---|---|
| SR-X910E(SR-X918E) | SR-X910E(SR-X918E) | |
| 年間消費電力量|kWh/年 | 85.3(136) | 83.0(130) |
| 炊飯時消費電力量|Wh/回 | 157(228) | 159(231) |
| 保温時消費電力量|Wh/1時間 | 17.9(21.8) | 16.6(19.1) |
| タイマー予約時消費電力量|Wh/1時間 | 1.2(1.1) | 0.89(0.88) |
| 待機時消費電力量|Wh/1時間 | 0.97(0.96) | 0.77(0.76) |
SR-X910EとSR-X910Dでは、消費電力の数値がわずかに異なります。
たとえば、年間消費電力量はSR-X910Eは85.3kWh/年で、SR-X910Dは83.0kWh/年。
SR-X910Eのほうが高い数値になっていますが、実質的な電気代の差は1年間に数十円〜100円程度でしょう※。
それに、両モデルとも省エネ性能は高い水準にありますから、消費電力の違いをあまり気にする必要はないといえます。
※5.5合炊きモデルの場合。1升炊きモデルでは最大200円/年ほどの差になると考えられます。
SR-X910EとSR-X910Dに共通の魅力
冒頭でも触れたように、SR-X910Eは特徴の多くをSR-X910Dから継承しています。
新旧モデルに共通の魅力から、「ビストロ匠技AI」「炊き分け機能」「うるおいキープ保温」「お手入れのしやすさ」の4点を見ていきましょう。
ビストロ匠技AI
SR-X910EとSR-X910Dには、お米の状態を見極めて炊き方を自動調整する「ビストロ匠技AI」が搭載されています。
4つのセンサーで釜内をこまめにチェックして、最適な炊き方プログラムをリアルタイムで選択する、というのがビストロ匠技AIの仕組み。
炊き方プログラムは約9,600通りと豊富で、お米の個性や乾燥具合などに応じて、おいしさを引き出してくれます。
ザックリいうと、銘柄やお米の状態をあれこれ気にせずイチバンおいしく炊ける機能、というわけですね♪
炊き分け機能
SR-X910EとSR-X910Dには、お米を多彩に炊き分ける機能が備わっています。
ここでは、主要な炊き分け機能「食感自在炊き分け」と「銘柄炊き分け」について見てみることにしましょう。
食感自在炊き分け
白米炊飯メニュー「ビストロ炊飯」では、全13通りの「食感自在炊き分け」を楽しめます。
基本的な炊き方は「ふつう」「かため」「やわらか」「しゃっきり」「もちもち」の5つ。
「ふつう」以外の4つの炊き方は、食感を3段階(4×3=全12段階)から選べます。
「今晩はカレーだから『かため』で」「お昼はチャーハンだから『しゃっきり』で」といった感じで、メニューや好みに合わせて炊き分けられるのは便利ですよね♪
銘柄炊き分け
「銘柄炊き分け」は、全国各地の銘柄米それぞれの個性を引き出して炊けるメニューです。
SR-X910EとSR-X910Dに登録されている銘柄は、「コシヒカリ(魚沼産)」や「あきたこまち」など73銘柄。
炊き方は「ふつう」「かため」「やわらか」の3つから選べます。
お気に入りの銘柄を最適な炊き方で炊けるのは、ごはん好きにはうれしいですね。
うるおいキープ保温(30時間)
「うるおいキープ保温」は、ごはんの残量をセンサーで見極めて、ベタつきや乾燥を防ぎながら保温してくれる機能です。
この機能のスゴさは、最長30時間もおいしさを保って保温できること。
これだけ長くおいしさを保てるなら、食事時間がバラバラになりがちなご家庭でも、みんなが炊きたてに近いごはんを楽しめそうですね♪
お手入れのしやすさ
SR-X910EとSR-X910Dは、お手入れしやすさも優秀です。
毎回洗うパーツは、内釜と「ふた加熱板」の2点だけ。
ふた加熱板はワンタッチで着脱できて、食洗機にも対応しています。
日々のお手入れがカンタンに済めば、ちょっと時間の余裕ができそうですよね。
SR-X910Eはこんな人におすすめ
新型SR-X910Eは、次のような方におすすめです。
SR-X910E最大の魅力は、収穫から時間がたったお米でも、新米に近いおいしさで炊けるようになったこと。
古米やブレンド米をよく購入する方や、まとめ買いしたお米を少しずつ消費する方には、かなり魅力的なモデルといえるでしょう。
また、ステンレスクリアフレームを新採用したSR-X910Eは、先代モデルよりお手入れしやすくなっています。
毎日の家事のストレスを少しでも減らしたい方には、メンテナンス性が向上した新型がおすすめですよ。
このほか、現行製品であることもSR-X910Eのメリット。
在庫切れを気にせず、じっくり高級炊飯器を選びたい方は、SR-X910Eを選択肢にしておくと安心です。
SR-X910Dはこんな人におすすめ
旧型SR-X910Dはこんな方におすすめです。
SR-X910Dの魅力は、なんといってもコスパのよさ。
基本構成や機能などは新型と同じなのに、実売価格は2万円以上安いのですから、まさに高コスパな一台といえます。
また、SR-X910Eは「古米の炊きあがり」が進化したわけですが、新米を中心に食べているご家庭では、SR-X910Dの性能で満足できるかもしれません。
それに、新米がメインのご家庭では、SR-X910Dを選んで浮かせた予算を高グレードなお米や食材などに回すことで、より満足度の高い食生活につながる場合があります。
こうした、安くなった旧モデルならではのメリットに興味のある方は、SR-X910Dをチェックしてみるとよいでしょう。
ただし、SR-X910Dは生産完了した製品ですので、在庫確認はお早めに。
SR-X910EとSR-X910Dの違いを比較!まとめ
新型SR-X910Eは、旧型SR-X910Dから「Wおどり炊きの制御」と「本体フレーム」が進化したアップデートモデルです。
性能は着実にアップしているわけですが、「今回の改良はちょっと微妙かな…」というのがブログ主の率直な感想。
というのも、よく買い物に行く方ならご存知のように、最近は新米の価格が下がってきているんですよね※。
新米が手ごろな値段で買えるなら、古米を選ぶ機会が少なくなり、SR-X910Eの進化も感じにくくなる…かもしれません。
ですので、もしブログ主が友人や家族にすすめるなら、「新米中心ならSR-X910Dで十分満足できると思うよ」って言いますね。
ただ、古米やブレンド米も以前より安くなっていますし、近い将来に新米がまた高騰する可能性もあります。
この点を踏まえると、SR-X910Eも選ぶ価値の高いモデルといえるでしょう。
…という感じで、パナソニックの新旧フラッグシップモデルには一長一短があります。
まずは、メーカー公式サイトや大手ショッピングサイトなどで、SR-X910EとSR-X910Dのより詳しい情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
※2026年9月時点のブログ主の私見です。
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