東芝の新型3合炊き炊飯器「RC-5AMX」と、旧型「RC-5MFM」の違いを比較しました。
大手メーカーから炊飯器の新モデルが登場すると、旧モデルと何が違うのか気になりますよね。
そこで、新型RC-5AMXと旧型RC-5MFMの機能やスペックを調べたところ、次のことがわかりました。
RC-5AMXとRC-5MFMの主な違い(変更点)
RC-5AMXとRC-5MFMの共通点
RC-5AMXとRC-5MFMの違いのなかで、特に注目したいのがデザインとメニューです。
新型RC-5AMXのデザインは旧型よりシンプルでシック。
生活感が薄めな洗練されたイメージに整えられています。
また、RC-5AMXでは、白米メニュー「本かまど」の食感炊き分け(3種類)や、冷凍ごはん用の炊飯などが可能となりました。
廃止された機能もあるものの、RC-5AMXはトレンドを押さえてブラッシュアップされた、魅力的な3合炊き炊飯器といえるでしょう。
ただ、RC-5AMXは新製品のため、実売価格がRC-5MFMより3〜4千円ほど高めなんですよね。
この価格差と、機能などの違いを踏まえると、新・旧モデルは次のような人におすすめといえます。
新型RC-5AMXはこんな人におすすめ
旧型RC-5MFMはこんな人におすすめ
…というわけで、この後の本文ではRC-5AMXとRC-5MFMの違いをより詳しく解説します。
ぜひ目を通して、炊飯器選びの参考にしてみてください♪
RC-5AMXとRC-5MFMの違いを比較
RC-5AMXとRC-5MFMの主な違いには、次の8つがあげられます。
これらの点がどのように違うのか、順番に見ていきましょう。
本体デザインの違い
RC-5AMXとRC-5MFMのフォルムは似ていますが、デザインは両モデルで異なっています。
また、本体カラーもちょっと違っているんですよね。
新・旧モデルのデザインの特徴と、本体カラーの違いを順番にチェックしてみましょう。
RC-5AMXの本体デザイン
RC-5AMXは本体デザインが刷新されて、次の点が特徴的な、洗練されたルックスになりました。
これらの要素を持つ本体デザインからは、2025年発売の真空IHモデルとの共通性が感じられます。
また、こうしたシンプルでフラットなデザインは、近年の炊飯器のトレンドです。
上級モデルだけでなく、リーズナブルな3合炊き炊飯器でもトレンドはしっかり押さえる。
そんな東芝のこだわりが、RC-5AMXの本体デザインからは伝わってきますね。
RC-5MFMの本体デザイン
RC-5MFMの本体デザインには枠線が多く、LEDの文字は赤色で、フックボタンは本体と別カラーになっています。
これ、ちょっと古さを感じるデザインですが、視認性はよさそうですよね。
トップパネルの形状は新型と同様にフラット。
後部の継ぎ目が目立ちますが、これは蒸気口が着脱式になっているためです。
全体的に見て、RC-5MFMは使いやすさ重視でデザインされたモデルといえそうですね。
新旧モデルの本体カラー
| 本体カラー | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・ブラック ・ミルキーホワイト | ・ブラック ・ホワイト |
RC-5AMXとRC-5MFMの本体カラーは、黒系と白系の2色です。
黒系のカラー名はどちらも「ブラック」。
白系はRC-5AMXが「ミルキーホワイト」で、RC-5MFMは「ホワイト」となっています。
RC-5AMXのミルキーホワイトはやわらかな乳白色、RC-5MFMのホワイトはオーソドックスな白色という感じですね。
メニューの違い
RC-5AMXとRC-5MFMでは、炊飯メニューと調理メニューが異なっています。
各メニューの違いを順番に見ていきましょう。
炊飯メニュー
| 炊飯メニュー | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・本かまど 白米 ・本かまど 白米かため ・本かまど 白米やわらか ・本かまど 無洗米 ・早炊き ・冷凍ごはん ・エコ炊飯 ・炊込み ・雑穀米 | ・本かまど ・早炊き ・エコ炊飯 ・おかゆ ・麦ご飯 |
RC-5AMXの炊飯メニューに見られる、RC-5MFMからの変更点は次の7つです。
RC-5AMXでは、ふだんの白米炊飯に役立つ機能が強化されたようですね。
本かまどの食感炊き分けは、好みや料理に合わせてごはんの食感を変えたい場合に便利。
冷凍ごはんコースは、まとめ炊きしての冷凍保存に役立ちます。
こうした進化点がある一方で、一部コースの廃止はマイナスポイントかもしれません。
特におかゆコース。
おかゆは療養食としてだけでなく、ヘルシーメニューとしても注目されていますから、専用コースを残してほしかったように思えます。
調理メニュー
| 調理メニュー | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・ケーキ ・ゆで卵 | ・パン発酵 ・パン・ケーキ (焼きあげ) ・温泉卵 |
RC-5AMXでは、パンの発酵と焼きあげが廃止されたほか、温泉卵メニューがゆで卵メニューに変更されました。
パンの調理メニューについては、一人暮らしの人がメインターゲットの製品のため割愛されたのかもしれません。
また、温泉卵からゆで卵へのメニュー変更は、実用性を考えての配慮と考えられます。
温泉卵を作れる炊飯器というのも面白いですけどね。
保温機能の違い
| 保温できるごはんの種類 | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・白米 ・無洗米 ・雑穀米 | ・白米 ・無洗米 ・麦ご飯 |
| ※保温は12時間まで | |
RC-5AMXでは、白米と無洗米のほかに雑穀米も保温できます。
一方、RC-5MFMでは雑穀米の保温はNG。
その代わり、麦ご飯を保温できます。
どうやら、炊飯メニューの違いが、保温機能の違いにつながっているようですね。
なお、白米や無洗米などを保温できる時間は、どっちのモデルも12時間までとなっています。
内釜の違い
| 内釜の仕様 | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・銅色コート(外面) ・釜底1.7mm | ・黒色コート(外面) ・釜底2.3mm |
RC-5AMXの内釜は、外面コーティングが銅色で、釜底の厚さが1.7mmという仕様。
RC-5MFMの黒色コート内釜より高級感がありますが、釜底が少し薄くなっていますね。
「内釜は厚みがあるほど蓄熱性に優れ、ごはんをおいしく炊ける」というのが炊飯器のセオリーです。
内釜の厚みは保温性能にも関わりますから、新型で薄くなったのはマイナスポイントかもしれません。
ただ、薄めの内釜は軽量なので、お手入れはラクなのかな?…とも思います。
操作パネルの違い
RC-5MFMの操作部は静電タッチパネル式でしたが、RC-5AMXの操作は一般的なボタン式になっています。
タッチパネルがボタン操作になったと聞くと、なんだか退化したように感じるかもしれませんね。
ただ、RC-5MFMも操作キーが静電タッチ式になっているだけで、スマホのように画面をタッチして操作できるわけではありません。
では、なぜ新型では操作方式を変えたのか…?
これは推測ですが、押して操作するほうがタッチ式より誤動作しにくいため、RC-5AMXではボタン式を採用したと考えられます。
予約機能の違い
| 予約機能 | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・予約メモリー数1 | ・予約メモリー数2 |
RC-5MFMは炊飯の予約時間を2つ記憶できますが、RC-5AMXの予約メモリー数は1つとなっています。
実際に使うかどうかはともかく、メモリー数の減少はスペックダウンといえそうですね。
お手入れしやすさの違い
| 毎回お手入れするパーツ | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| ・内釜 ・内ぶた | ・内釜 ・内ぶた ・蒸気口(着脱式) |
RC-5AMXの”使うたびに洗うパーツ”は内釜と内ぶたの2点。
RC-5MFMは内釜と内ぶたに加えて、着脱式の蒸気口も洗う必要があります。
お手入れ点数の違いは1点ですが、毎回洗うパーツは少ないほうがラクですよね。
本体仕様の違い
この節の最後に、RC-5AMXとRC-5MFMの本体仕様の違いをお伝えしておきます。
本体サイズと消費電力の順に見ていきましょう。
本体サイズの違い
| 本体サイズ | |
|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM |
| 【幅】243mm 【奥行】289mm 【高さ】205mm 【重量】約2.8kg | 【幅】230mm 【奥行】292mm 【高さ】203mm 【重量】約3.0kg |
RC-5AMXの本体は、奥行き以外のサイズがRC-5MFMより少し大きくなっています。
横幅は13mmアップと、特に大きくなっていますね。
どちらのモデルもコンパクトですが、置き場所の自由度はRC-5MFMのほうが高そうです。
消費電力の違い
| 電力消費量 | ||
|---|---|---|
| RC-5AMX | RC-5MFM | |
| 消費電力 炊飯消費電力量 保温消費電力量 年間消費電力量 | 425W 99.3Wh/回 10.5Wh/h 39.6kWh/年 | 400W 105.0Wh/回 9.44Wh/h 40.9kWh/年 |
| ※炊飯・保温の消費電力量はエコ炊飯時のもの | ||
RC-5AMXは消費電力がRC-5MFMより高くなっていますが、炊飯の消費電力量や、年間消費電力量は下がっています。
…と、省エネ性能の違いはありますが、気にするほどのスペック差ではないでしょう。
新旧モデルの年間電気料金の違いは、毎日同じように使った場合で数十円程度だと考えられます。
RC-5AMXとRC-5MFMの共通点
RC-5AMXとRC-5MFMの共通点には、「加熱方式」と「付属品」の2つがあげられます。
加熱方式
RC-5AMXとRC-5MFMは、どっちもマイコン式の炊飯器です。
マイコン式とは、釜底のヒーターをマイクロコンピュータで制御する加熱方式のこと※。
3合以上の炊飯には向かない方式※※ですが、設計がシンプルなため低コストで生産できます。
ちなみに、ブログ主も過去に3合炊きマイコン炊飯器を使っていましたが、ごはんの味が悪いとは感じませんでした。
炊きあがりに特別なこだわりがなく、3合炊きで十分なら、マイコン炊飯器を選んでも問題ないと個人的には思います。
※釜全体が発熱するIH式と異なり、マイコン式では釜底から全体に熱を伝えます
※※マイコン式で3合以上を炊くと加熱ムラができる場合があるようです
付属品
RC-5AMXとRC-5MFMの付属品は、しゃもじ、計量カップ(約1合)、計量カップ小(約0.5合)の3点。
お茶碗1杯ぶんだけ早炊きしたいときには、計量カップ小が役立ちそうですね。
なお、RC-5AMXのしゃもじは立てて置ける形状になっています(RC-5MFMは普通のしゃもじ)。
RC-5AMXはこんな人におすすめ
新型マイコン炊飯器RC-5AMXは、次のような人におすすめです。
RC-5AMXの主な魅力は、シンプル&シックな本体デザインと、白米炊飯「本かまど」の炊き分け機能。
冷凍ごはん用のメニューも便利でうれしい機能です。
安めだけどデザインがよく、ご飯食感を調整できて、まとめ炊きにも便利。
そんなマイコン炊飯器に興味のある方は、RC-5AMXをチェックしてみてください。
RC-5MFMはこんな人におすすめ
旧型マイコン炊飯器RC-5MFMは、次のような人におすすめです。
モデルチェンジで型落ちになったRC-5MFMは、東芝製でありながら安価で販売されています。
「なるべく安い炊飯器が欲しいけど無名メーカー品は避けたい…」なんて方には、ぴったりのモデルといえるでしょう。
また、2つ登録できる予約メモリーや、パン作りメニューが備わっていることも、RC-5AMXにはないRC-5MFMの魅力です。
旧型ならではの安さや、新型にない機能に興味のある方は、RC-5MFMをチェックしてみてください。
RC-5AMXとRC-5MFMの違いを比較まとめ

先に触れたブログ主の3合炊きマイコン炊飯器は、一人暮らしの部屋で3年ほど使い続けました。
そのときの経験から、デザインも炊飯器の重要スペックだと思っています。
生活空間に置く家電ですから、ルックスが良いに越したことはないですよね。
そんな考えのブログ主としては、新型RC-5AMXのほうが旧型RC-5MFMよりおすすめ。
シックで飽きのこないデザインで、お手入れがラク、というのが新型を推す理由です。
ただ、RC-5AMX以外にも、魅力的な3合炊き炊飯器ってたくさんあります。
家電市場で人気の製品もチェックして、ご自身にぴったりの炊飯器をぜひ見つけてみてください♪









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